俺のテレクラ・ツーショットダイヤルナンパ人生
苦節19年・・・。
いつしかテレクラの利用はライフワークと化し、暇さえあればテレクラという日々を過ごしている。19年という期間は非常に長い(笑)俺のホームグラウンドは池袋なのだが、19年前と比べて街並みも大きく変わってしまった。
その間、男女の出会いの場も移り変わり、出会い系サイトやSNS、最近ではLINEの掲示板等になりつつある。しかし、一時に比べ数こそ減ったものの、テレクラの姿が消えることは無い。常に安定した出会いの場を供給している。もちろん、それには理由がある。
テレクラの持つ特殊な魅力だ。それが根強いリピーターを作ってきた。その内の一人である俺が、その魅力をご紹介しよう。
さまざまな女性が出入りするテレクラ
テレクラを一言で言い表すならば、それは「闇鍋」である。鍋には多種多様な女性が煮立っており、中身は闇に覆われて見ることは出来ない。それを箸先でつんつんと確認しながら、思い切って釣り上げてみる。
テレクラはそんな作業の連続なのだ。
しかし闇鍋と言っても、決して特別な人間ばかりが集まるのでは無い。確かに少数ではあるものの、ユンユンとした電波を断続的に送受信している子もいれば、地獄の門から這い出たグロテスクな魔神(♀)がそのお姿を現す事もある。
だが、鍋に潜む大多数の女性達はいたって普通の人であり、住宅街ですれ違う買い物袋を下げた主婦、混み合った通勤電車に揺られるOL、夕方に自宅に急ぐ学生。
そのような何処にでもいる女性達がメインだ。そんな普通の女性達の一部が、何かをきっかけにテレクラに嵌っていく。
ちょっと暇つぶしに・・・
援交目的を除いてしまえば、テレクラを利用したキッカケは《暇つぶし》が最も多い。これは利用する女性の半分以上に及ぶだろう。
彼女達は口を揃えて、「最初はちょっと暇だったからテレクラ使ってみた。」と言う。そして今現在でも、暇な時ににテレクラを利用すると言うのだ。しかしこれは正確な表現とは言えない。彼女達が何をきっかけにテレクラを利用したかを正しく言い表すならば、「寂しいから利用した。」になる。そもそも世の中には暇つぶしになるような物がごまんとある。
その中でもわざわざテレクラを利用したのは、赤の他人でもいいから電話がしたいから。いや、電話というよりもおしゃべりがしたい。繋がっていたい。触れ合っていたい。彼女達は強く慢性的な寂しさを抱えており、とにかく誰かにかまって欲しいのだ
ここで言う《かまう》の中には当然SEXも含まれている。実際に彼女達を抱いてみると、性欲以外にも他人に抱かれる事で得られる安心感を求めているのが判る。これは勘の鋭い人なら誰でも感じることが出来るだろう。
話がしたい。。触れていたい。。
基本的に女性はおしゃべりが大好きだ。話す事、それ自体に強い欲望を持っている。女性が誰かと会話することは心の平穏を保つ上で重要なものなのだ。ところが、それが叶わない生活を余儀なくされている人もいる。
実際のケースとして、女性が結婚をするに際に地元を離れてしまったり、友人が多かった土地を離れたりすることは多いが、例えばそこに旦那の仕事が忙しいというファクターと、子供がいないというファクターを加えてみるとしよう。家に一人残された彼女は何を考えるだろうか・・・?習い事でも初めて新しい友人を作ろうとするのがよくあるシナリオだろうか??
しかし、そんな境遇の女性のうちの一部が、その寂しさからテレクラに電話をしてしまう。
また女性というのは、触れていたい、触れられたいという欲望が男性より強い。街を歩いていると、すでに中学生くらいの年であるにも関わらず、女の子同士が手を繋いでいるのを見る事もあるだろう。あれこそがまさに他者に触れたがる女性の一面を表している。
さらに言うと女性は他人が近くにいてもストレスにならない距離が男性より短い。男性であれば他人が近すぎると圧迫感を感じるものだが、女性はなんとも思わないことが多い。
そういった事を合わせて考えれば、一人でいる事に強いストレスを感じる女性心理がわかる。そういった女性の寂しさの需要に刺さるのがテレクラのようなサービスだ。ある日、ある時、寂しさを抱えた女性がちょっとした気の迷いでテレクラを利用する。そうして次第に嵌っていく。
他にも多種多様な理由からテレクラを利用していく
この19年、いろんな出会いを経験したが、未だに飽きずに続けているのは、テレクラを利用する女性側の理由が様々であるからかもしれない。もちろん出会いを目的とするのが多数ではあるが、テレフォンセックスが好きでしょうがない女性や、世の中の愚痴を言い続けるどーしょもない女性、驚いたのが儲け話を持ってきた女性もいた(笑)もちろん一夜だけのSEXも良いが、こういった特殊な話もなかなか面白いものだ。
この特殊性こそがテレクラにリピーターが多い理由かもしれない。